2017年03月20日
できた!俺の畑!(借地だけど)
自分でデザインした畑の定植が完了!
ここにきてやっと“りんご畑”に見えるようにしてあげることができた。
とはいえ、ぱっと見では地面に棒がたたっているだけだけれど、地味にテンションが上がるものだ。
この畑を、数年、十数年かけて作っていくと思うと、気が引き締まる。
子どもが産まれるタイミングで新しく植えられたのもなんだか嬉しい。
この畑で試みるのは、半わい化栽培と呼ばれる栽培方法だ。
小倉では主幹を真っすぐ上に伸ばしながらトレリス(支柱とワイヤーを組み合わせた棚)で支えるわい化栽培が盛んなのだが、枝を横に開いて育てる半わい化栽培ではトレリスは使わない。
半わい化栽培にした理由のひとつは、借りた畑にトレリスがたたって無かったからだ。
トレリスを新しく設置するとなると、結構お金がかかってしまうので、初期投資を抑えるためにトレリスが無くても育てられる方法を選んだ。
さらに、先日共同剪定の話題でも書いたけれど、開芯形の剪定が結構好きというふわっとした理由も大きい。
証拠があるのか無いのかよくわからないが、わい化栽培よりも味がいいという話も聞く。
北信の方では取り組む人が増えてきている技術のようで、勉強会も毎年開かれているという事実も後押ししてくれた。
というわけで、今回新しく定植したのは
ふじ(JM2台木)26本
シナノゴールド(JM2台木)17本
グラニースミス(JM2台木)3本
紅玉(JM2台木)3本
の4種類だ。
ふじは樹間列間ともに7〜8m、その他は5〜6mの間隔で、千鳥で植え付けた。
ただ、それだけではあまりにもスカスカだ。10年以上経たないと木の間が埋まらない。
そこで、枝が広がるまでに空間を埋めておこうと、ふじとゴールドはM9自根台木の苗をJM2台木の間に植えておいた。
ふじだと
JM2ー2.5mーM9ー1.5mーM9ー1.5mーM9ー2.5mーJM2
てな感じに中3本。計46本。
ゴールドは
JM2ー2mーM9ー1.5mーM9ー2mーJM2
てな感じに中2本。計32本。
M9自根台木は弱樹勢のため、早くから収穫できるが、支えないと倒れやすいし成長しにくい。
先日、支柱を打ち込んだのはそのためだ。
こんな感じに、支柱に結わえてあげると、真っすぐ上に成長しやすくなる。
半わい化栽培に使うJM2台木の弱点と言われているのが、ネズミだ。
りんごの根っこをかじって枯らしてしまうネズミだが、なんでもJM系の根っこは特に好きなんだそうだ。
以前書いたが、俺も他の畑でJM2台木とは違う木の根っこが鉛筆のようにかじられて数本だめになってしまい、ネズミ捕りの罠を仕掛けたり、毒リンゴをあげたりして対策をしている。
しかも、今回植えている畑には既に多数のネズミ穴が空いていて、確実にお住まいのようだ。
これは幾重にも対策をとらないといけない。
草退治が最も大切だろうが、今できることとして根っこを金網で囲ってガードすることにした。
費用や切りやすさの関係で数年で朽ちてしまうような金網だが、根っこがまだ弱いうちだけでも守ってくれたらと願っている。
金網を埋めて、苗を植えて。。。という作業は、ひとりでできないことは無いけれど、2人いると1人のときの4倍以上(当社比)の効率で作業ができる。
今回は支柱立てのときと同じく、両親に手伝ってもらった。本当にありがたい。
こういうときは、家族農業であっても人員体制を考えてしまう。
車どおりの多い道路(と言っても農道だけれど)に面しているので、今まで空き畑だった場所に木を植えたり作業していると他の農家が軽トラの中から気にしていくし、知り合いからは「お!ここで始めたのか!」と声をかけてもらえる。
周りに先生がたくさんいるので、いろいろとアドバイスをもらえるのもいい。
今日も定植後の管理について少し教えてもらった。

数年は実を生らせないので作業は少なめだが、だからこそ放置しないように気をつけないといけない。
放置してしまうと生育が弱るし、それ以前にネズミに食われてしまう。
数種類のネズミ対策をしながら、灌水(スプリンクラーはあるけれど、自分でもやるようにせねば)や草刈りをこまめに行えたら。。。理想なのだが。
まあ、みんなが見ている畑なので、プレッシャーは高めに感じつつがんばりましょう。
然