2017年04月30日

えらいことに


ここ数日、天気はよかったりするのだけれど、嫌なのは風の強さよ。


近所の生産者さんたちとフラン病の点検で各生産者の畑を周りながらおしゃべりをして、俺の畑だけ異様にフラン病が多くて焦り、やばいやばいと思って自分の畑を見て回り、三脚に上って上の方のフラン病を処理していると、突風が吹いた。
風に対する心の準備ができておらず、まじで落ちるかと思った。


いやああぶないあぶない。
落ち着いてあたりを見回すと、あちらの方がえらいことになっている。



いやあ、まじか。


隣のスイートがあああ。
枝が数本折れてしまった。


トイレはとりあえず立てておいたけれど、土台がやられているので次また強風が吹いたら倒れそう。。。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 21:35 Comments(0) 季節の話題然のつぶやき

2017年04月29日

ファインビュー再開。ジュースも再開。


近所の温泉、ファインビュー室山が本日リニューアルオープン!
お風呂が特に改修されているようで、楽しみだ。


もちろん、混みそうな今日は行っていない。
地元民だから。
世間がゴールデンウィーク中は止めておこう。


じゃあ何かと問われると、もちろん岩垂農園のりんごジュースだ。
昨年から小瓶を売店に置かせていただいていたのだが、リニューアルオープン後も継続していただけることになり、オープン前に陳列してきた。



今買えるのはブレンドジュース。
ふじを中心に、酸味も少し感じられるジュースになっている。


昨年は風呂上がりに買っていただいて、そのままお土産にされるお客様がいらっしゃったり、リピーターさんもいらっしゃるようで、嬉しい限り。


これから暑くなるから、新しい温泉で汗をかいた後にぐいっと飲み干していただきたい。


180ml、1本260円で販売中!
よろしくお願いします。





然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 22:44 Comments(0) お知らせ

2017年04月28日

りんごの生産技術って、やっぱりおもしろい!

ご近所のまるちゃん農園を視察。
俺も取り組んでいる、なんて恥ずかしくて言えないほど、Bi-axis仕立てを実践している。



さらに、VトレリスにBi-axisを組み合わせだした。


苗木の作り方や、台木の取り方も、参考になる。


ここに来ると毎回、りんごの生産技術って、やっぱりおもしろい!と思うのだ。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 23:38 Comments(0) Bi-Axis研修会・視察

2017年04月27日

農事録第2回が掲載されました


月一で長野県のおいしい食べ方に連載している農事録、第2回が昨日アップされた。
今回は子供が生まれたことと、接ぎ木について、など。


農業が好き!地域が好き!古田さんちの安曇野LIFE:2


うむ。
やっぱり文章をうまく短くまとめる力が欲しいところだ。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 21:00 Comments(0) お知らせ

2017年04月26日

PAL総会

今日はPALネットながのの総会!
鈴木さんの講演も、パネルディスカッションもアツい!



写真はおとなしめだけれども。


飲みまーす。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 17:53 Comments(0) 然のつぶやき

2017年04月25日

切り株に2本接いだら八墓村

フラン病で上の方を切った、シナノスイートの若木。
こいつに、シナノゴールドを2本、高接ぎしてみた。
(この列は、そのうちシナノゴールドに改植してしまおうと思っている。)



なんか八墓村(最近再読した)を想起させる佇まい。


こうやって、切り株に接ぐことは良くあるし、2本接ぐのも、そこまで珍しい方法ではなく、通常はうまく育った方を使うのだと思う。


でも、これで両方がうまく育てば、マルバM9台木のBi-axis仕立てができるのではないだろうか。


どうなるか、楽しみ。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 23:53 Comments(0) 農作業

2017年04月24日

今更ながら、挿し木

台木を増やすために挿し木をした。
JM7と、JM2、マルバカイドウ。
。。。時期はもう遅いんだけれど。



先輩のアドバイスに沿って、耕した畑にジャブジャブと水をあげてから、マルチを敷き、枝を挿す。
土がドロドロの方が、枝の形成層と土が密着して、根が出やすいようだ。


JM7は、昨年ほとんど失敗してしまったので、リベンジ。
マルバカイドウには、M9を接いで挿してみた。
うまくいけば、二段接ぎと同じように一年早く苗を作ることができる。
JM2は挿し木に向かないとのことだけれど、昨年は一本だけ根が出たので、余った枝をついでに挿しておいた。


ちゃんと管理しましょう。




然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 21:37 Comments(0) 農作業

2017年04月23日

いろいろと決断、反省しながら作業をしている


接ぎ木ばかりしていると、滅入ってしまう。
いや、接ぎ木は結構好きなんだけれど、こんなにいい天気なのに、ガレージでできる作業に追われているのはちょっと切ないものだ。


ということで、午前中はガレージで作業していたけれど、午後は昨年植えた苗畑に行って居接ぎした。


居接ぎとは、植えてある台木を掘り上げずに穂木を接ぐ作業。
逆に今までやっていた、掘り上げた台木に接ぐのは、上げ接ぎという。


今日は、マルバカイドウ付きM9に、ゴールドとスイートを居接ぎしたのだが、これはちょっと悩ましい決断の末の作業だった。




というのも、実はこの台木、昨年接いだふじ(長ふ2)が着いて、いい感じに伸びていたのだ。50本くらい。
それを10本ほど残して、思い切ってふじの活着部分の下でカットし、新たに接いでしまった。ゴールドを30本、スイートを10本。
ふじの苗でも、買えば1本1,800円くらいだから(苗木屋のはもっと伸びがいいとは思うけれど)、買えば800円くらいの台木の状態にしたことになる。
超単純に計算すれば、(1,800-800)×40=40,000円の減価だ。


。。。結構な額じゃん!


マルバ付きM9のふじ(長ふ2)が欲しい人からすると、なんともったいない!と思うかもしれない。
しかし、今年来年と、ふじを植える予定はそんなに無いし、それ以上にマルバカイドウ付きM9台木のゴールドとスイートが欲しかったのだ。俺は。40,000円がどうしたってんだ。


ゴールドは、スイートの畑の一部をゴールドと名月にしてしまおうと目論んでいるので、そのために30本くらい接いでおいた。それじゃ足りないけれど。
スイートは、フラン病やらなんやかやで伐採する木も出そうだから、作っておくに越したことは無い。
それに比べてふじは、今年思い切って混雑してきたところを間伐したくらいだから、急いで補植用の苗を用意する必要も無い、と判断したのだ。


しかし、昨年ゴールドやスイートを接がずにふじだけ接いでおいて、結局捨てているくらいだから、俺の読みが甘いのは間違いない。
ま、計画通りにはいかないものだと思わないといけないのだろう。


そもそも、単純にマルバカイドウ付きM9が欲しかったら台木を注文しておけ、という話もある。
そういう事前注文系については、今年は失敗ばかりだ。
苗木は自家養成にこだわりすぎず、来年の冬に足りないと感じたものはケチらずに買うことも必要だ。
判断を誤ると、1年遅れてしまうわけだから。


ま、これに限らず、いろいろと決断、反省しながら作業をしているのだ。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 23:26 Comments(0) 農作業

2017年04月22日

明朝は冷えそうなので




明日の朝、小倉はもしかしたら氷点下になるかもしれない。
まあ花芽への霜の被害は無さそうな環境だけれど、
接ぎ木しようと思って台木を掘り上げてあると、凍らせないように気をつけないといけない気がする。
もっと早く接がないとだめだぞ、というツッコミは無視して。。。


こんなときは、完全な外では無い場所に、凍らせたくないものを避難させたい。
今までは玄関か、新聞紙とか段ボールを敷いて室内に入れてしまうしかなかったのだけれど、先日設置した物置がある!




避難完了。
芽が動いているじゃねーか、というツッコミも無視。


これで(明朝の低温に関しては)大丈夫だろう。
やっぱり物置があるといいなあ。



然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 21:55 Comments(0) 農作業

2017年04月21日

“りんごのおじちゃん”の想いを胸に。


この春から畑を貸してくれた方のお葬式に参列してきた。
借りる以前から、畑でもしばらくお見かけしておらず、借りることになってからも、契約の話などはずっと奥さんと交わしていた。
そこまで体調が悪いとは思わず、ご家族の話からなども、回復したら挨拶しようと考えていた。
周りを心配させないように配慮してくれていたのだろう。
しかし、一言も畑のお話ができなかったのは、本当に残念だった。


弔辞では、親戚の小さな子供たちから「りんごのおじちゃんありがとう」と呼びかけられていたり、故人の先代からずっとおいしいりんごをいただいていた、という話があったりと、りんごの話題が多く聞かれた。
喪主の息子さんは「新植用の苗も注文してあって、畑仕事を続けたかっただろう」と話していた。


その畑と、故人のやる気を現したような新しい苗、俺が受け継いだ。




おじさんの想いを胸に、大切に育てていきます。
どうか見守っていてください。





然  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 19:38 Comments(0) 然のつぶやき想い