2017年04月12日
あまり気温が下がらないことを全国の農家とともに祈る夜
昨年2016年4月12日の朝、安曇野のりんごは記録的な霜の被害に遭ってしまった。
朝の気温は氷点下3.5℃。
さらに、りんごの芽が例年よりもかなり早く進んでいたこともあり、多くの花が寒さでやられてしまったのだ。
そのおかげで、昨年は実の数や状態が非常に悪かった。
そのうえ、秋の長雨で生育が変なときに止まり、10月5日夜に台風18号がトドメを刺してくれたのだ。
今春は、例年よりも芽の生育が遅く、大きな霜も来ていない。
少し心配なのは、今夜から明日の朝にかけての冷え込みだ。
安曇野市の予想最低気温が0℃ということなので、小倉では氷点下1〜2℃くらい下がるかもしれない。
今のりんごの芽の状態だと、ふじの場合氷点下2.2℃以下に1時間おかれた場合にわずかでも花芽が招待を受ける可能性がある。という指標がある。
もしかしたらもしかするかもしれないけれど、今の俺にできるのは、祈ることだけだ。
燃焼法をやろうと思えばできるのだけれど、コストに見合う効果があがるのか、燃焼法が必要なほど気温が下がるのか、など考えると、実行には移せないというところだ。
10aあたり、50個ほどの資材を配置して燃やして回るなんて、よほど明確に危ないっていうときでないとね。
というわけで、あまり気温が下がらないよう、全国の農家とともに祈る夜なのだ。
然