2020年09月22日

信州ならではの言い回しについて

久々にこのカテゴリーの記事です。
鹿児島県出身sachikoから見た信州

世間は4連休です。そのため、この記事を書いているsachikoは外貨を稼ぐべく、久々にお世話になっていたとある宿で働いてきました。
そこで触れ合う「観光」という視点。久々に「信州」なるものに着目した次第であります。
…ちなみに農家が農業以外でお金を稼ごうとすることを外貨を稼ぐと呼んでおります。

本題に入る前に心の声を少々。
これを書いているのは深夜です。
夕方から夜にかけて働き、3歳児が「お仕事頑張ってね。明日は起こしてあげるからね。」と言ってくれるので、
とにかく仕事に集中して、仕事が終わったら温泉に浸かり「起こしてくれる」のを期待して心置きなくビールを飲み非常にリフレッシュされております。
園長ZEN(およびご両親)には負担をかけて申し訳ないのですが、仕事と家庭のメリハリがつくというか、完全に家族を忘れて何かに没頭できる時間があるというのはそれはそれでものすごく貴重な時間です。なので、ビールも飲み甲斐があるというもので思考回路も柔らかくなります。仕事で負担をかける分、その埋め合わせをちゃんとしよう!と前向きな気持ちにもなれます。


さて、ああ信州ならではだな、と思った話ですね。
女性に対する呼びかけが姉さん!ということ。
明らかに自分より人生経験が豊富そうな方々が、おそらく若いかそうでないか(!)に関わらず、その辺の女性を呼ぶときに使う呼称です。
これ、すごく素敵ですよね。おばさんではなく老若男女「ねえさん!」です。あ、男性は除くか。
信州以外でもそうなのかな?いや、でも信州では特に顕著な気がする。
いくつになっても「姉さん」と言われて悪い気はしないものです。

そしてなからという言葉。
信州の方言について言えば、鹿児島のように凸凹したなまりはないため、大体は聞き取ることができるし、すんなり受け入れることができます。
なのでそんなに身構えなくても支障はなく、逆に聞き流してしまいそうな瞬間が多々あります。
そのひとつが「なから」
これを信州人は多発するのです。
なからいいよね?なから大丈夫。なからでいいでね。などなど。

これは「大体」ということかな。たまには鹿児島弁で言うところの「てげてげ」(適当で)という意味合いでも使われているようだ。
外貨を稼いでいるここ数日、これはスタッフの間でよく耳にした言葉です。

ちなみに私が愛用している鹿児島弁(なまりはない)は
「ずんべる」「なんかかる」(いずれも小人の姿勢が悪いときに注意するときに使用。これをうまく標準語に直せない。とにかくグダーっと姿勢悪く食事をしているときによく使います)あたりでしょうか。
あとは西日本特有の言い回し「なおす」(=戻す)「からう」(=背負う)も抜けないなぁ。

あとは、方言ではないですが、今日お客さんと話していて思ったこと。
信州って「北信」「中信」「南信」「東信」という括り(「西信」はないんだなぁ)があって、それぞれ文化や誇りを持っているんだなぁということ。
他県からいらっしゃった方が「高速を走っていたら長野県のナンバーの方が沢山走っていた。県内でかなり旅行されるんですねという気がして。」という指摘を受けて思いました。
確かに。だって文化が違うから他所の地域に行ってみたいものだな、長野県ではそういう感覚でおります。

もちろん、他の都道府県でもそれぞれ市区町村があるから、その土地ごとに違いがあるのは当然だとは思うのですが市区町村をこえての括りがあって、それぞれに特長がある、しかも確固たる区分がある(そして誇りを持っている)のはやっぱり信州ならではな気がする。これはなかなか好きなところです。

そんな信州、秋は旅行シーズンです。
梨、ブドウ、りんご、栗、農作物沢山!これからさらに山々も紅葉の時期を迎えてくると、はっきりした形の秋を感じられます。
秋の輪郭がしっかりと感じられること。これは西日本よりも東日本の方が優位な気がしてます。(個人の主観です。少なくとも鹿児島は、とにかく夏が長くて、長い夏と短い冬の間に挟まっているのが「春」と「秋」という感覚でおりました。)

9月も折り返し。10月初旬にはシナノスイートの収穫期を迎え、いよいよりんごの最盛期(というのかな?)が始まります。
あ、りんごを品種で語るのは、りんご農家だからではなく信州ならではのような気がします…。


青実のミニトマトと引き換えにシナノドルチェを拝借しようとする1歳児の図。本文とは関係ございません。
シナノドルチェからりんごの味も秋ですよ!

sachiko
  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 00:54 Comments(2) sachikoから見た信州

2018年04月11日

「わにる」という言葉

どうもこんにちは。
松本地域は暴風警報が出ていて、外は台風のよう。
なんとも悩ましい天候が多い今日この頃。
りんごが心配です。
そもそも作業もしづらいし・・・

さてさて、昨日sachikoが久々にブログを書いたところ、
「sachikoから見た信州」のカテゴリーの記事が全く追加されないことが気になり
ああ、と思い当たることがあったので書き記しておこうと思います。

「わにる」

気になる言葉です。

ちょっと前になるのですが、ご近所さんに聞かれたのです。
「○○くん(我が家の坊)はそろそろわにるかい?」


はて?と思ったのですがこのシルエットが浮かんだ。

わにる=ワニる。
ワニのように腹ばいになってゴソゴソ進んでいるさま。

なので、「そうですね、這いまわってますよ」とこたえておいた。
そうすると、ちょっと怪訝な顔をされる。

あとで確認すると、ワニるとははにかむとか人見知りをする、といったニュアンスらしいですね。
へぇ、なるほど。

わにるの「わに」って何だろうか、それとも「わ/にる」だろうか。
言葉って不思議。

信州はイントネーションも鹿児島ほどデコボコしていないし
独自の言い回しもそんなに気になる程ではないので、
ほいほいと聞き流していると、時々わかったふりをして適当な受け流しをしてしまいます。
気を付けましょう。

sachiko  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 10:45 Comments(0) sachikoから見た信州

2018年01月11日

県歌「信濃の国」

思いつきでこんなカテゴリーを作ってしまった。
sachikoから見た信州
・・・果たしてどのくらいこのカテゴリーで記事が書けるのだろうか?

薩摩生まれのsachikoが時折、信州について驚いたことを
新鮮な発見として気ままに書いていこうと思います。
農閑期や単調な農作業が続く日々、ZENがもろもろの事情で多忙なときに
時折綴っていこうと思います。

信州についての驚き その一。
「県歌」の存在。
信州人って大抵「信濃の国」を歌えるらしい。


連日のベビーゲート作成の中、食器棚の後ろにリメイクシートを貼っていたのですが
その過程で、カレンダーを貼ることを思いつく。
で、このカレンダーというのが「長野県の地図」と「信濃の国」が書かれたもの。


信濃の国の存在にびっくりしたのは、
一昨年の今頃、隣組の新年会に行ったときのこと。
お開きの前、さてじゃぁ最後に信濃の国を歌ってしめますか!
・・・と不意に合唱が始まったこと。
みんな当たり前のように歌える。

長いから1番と2番だけね〜♪って・・・

県歌6番まである!長い!
https://www.youtube.com/watch?v=F-VWrBooua8
youtubeで聴いてしまったのだけど、
再生回数もすごい、52万回再生だって。

着目ポイントは下記の通りです。

4番で曲調がスローになってメロディーが変わり
5番で何事も無かったかのように戻ること。

海がないことを若干気にしていて
川や山の名前をやたら連呼する歌詞。
(私は2番が好みだ。川の名前が4つ出てくる。)

5番で登場する「太宰春台」「佐久間象山」は
なぜ外国人風にfirst nameから「春台太宰先生」「象山佐久間先生」と歌われるのか疑問。
そのハイカラなセンスがなかなかツボです。

そもそも、誰もが歌える県歌って・・・。
学校で習うらしい。

どういうタイミングで歌うのか訊いたところ
おめでたいときに歌うそうです。

ちなみに気になって調べたところ
鹿児島県にもちゃんと県歌はありました。
でも、全く知りませんでした。
そして、曲の長さも常識の範囲内でした。

ああ不思議。

前からこの歌の存在には驚いていたのだけれど
カレンダーとして貼ってみて(新聞屋さんがくれた)
あらためて不思議に思う今宵でした。
カレンダーになるほど愛されている歌なのね・・・。

ZOUZAN SAKUMA先生へ捧ぐ。
sachiko

  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 23:06 Comments(0) sachikoから見た信州