2017年02月25日
2016年のBi-axis苗作りは、厳しい結果に。。。
りんごには様々な育て方があるのだけれど、昨年から実験を始めたBi-axis樹形ってのは、日本では本当に新しい技術で、実施している人はほんの僅か。
早期多収性が期待できる点や、高密植わい化栽培で使う台木よりも凍害に強い台木が使えそうで、苗の本数が少なくできて経済的な点など、上手くいったらなんだか良さそうなので、ちょっと実験してみているのだ。
近所のまるちゃん農園・中島さんが数年前から取り入れていて、参考にさせてもらっている。
昨年はスタートなので、苗作りから。
まあなんとなく思ったようにできたものもあった。

この左側は、2軸が100cmほど伸びてくれた。みんなこんなならいいのに!
作っていた苗が、約70本。
その中で、甘い目で見て、なんとなくうまくいったかな。来年次の段階にいけるかな、というのが15本程度。
。。。20%て。。。
なさけない。
苗作りの管理をきちんとできなかったのが要因だ。
灌水(水やり)と、草退治が甘かった。
灌水の回数は足りなかったと思うし、草は苗の周囲20cmくらいは手でむしってはいたのだが、その周りはときどきビーバーで刈るくらいだった。

(初夏)
ずっとこんな感じだったかな。
まわりの草に養分をとられていたのかもしれない。
来年は、要改善!
更にずくを出さねばならぬ。
そもそも、Bi-axis樹形とはなんぞや。
超単純に説明すると、
1、苗の段階で同じ長さの2軸をもつ苗木をつくる。
2、2軸それぞれを、高密植わい化栽培の1本のように使って生産。

※イメージ
期待されるメリット
●2軸あるため、樹勢を抑えられる。→肥沃地での利用や、凍害対策で、M9よりも強い台木の利用が可能。
●2本の軸に短い枝が多数出やすい。→高密植栽培と同じ多収性、作業性。
●高密植栽培よりも樹間が広い。→初期費用が圧縮できる。
来年は、うまくいった20%の子たちをどうやって2軸同じくらいの強さで伸びてもらうかを検証する。
同時に、うまくいかなかった子たちを再び2軸にするために、切り戻したりしてみる予定。
苗も新しく作ってみたいと。
そういえば、台木注文してないから、しないと。
然