2020年11月22日

りんごのハネだし品について

今日はりんごの規格の話をば。
JAやらその他市場や団体などは、それぞれどんなりんごを出荷してください、という規格を提示しております。
この規格はそれぞれ細かく違っているのだけれど、共通するのは「いいりんごを」という点。
そして、消費者の方の手に渡るまでに人手と時間がかかるので、「日持ちしそうな状態で」というのは共通でしょうか。
つまり、傷やワレ、日焼けには厳しい。

一方、直売所になると、ちょっと傷んできてヤバイな…というのは直で連絡がきて引き上げる、なんてことができるので、このあたりが少し緩くなる。
その分新鮮です。だからこの時期の直売所はとても混雑しているというわけですね。

日々りんごを収穫・選果していると「不揃いの林檎たち」とはよく言ったものだと思います。実に不揃い。
大きさもそれぞれ、一口に傷や日焼けと言っても、1つのりんごの中にそれらが複合して混在していることも多い。
1点のわずかな欠点くらいでは規格外にはならないけれど、そのわずかな欠点が複数集まることで格外だなぁというりんごもいるし、1つの欠点が大きすぎるりんごももちろんいる。
そして、1つ1つを最適なタイミングで収穫できればいいのだけれど、毎日同じところを見続けるわけにはいかないので、欠点とまではいかないけれどベストタイミングで収穫されたわけではないがためのボヤッとしたりんご、なんてのもいます。

出荷先がそれぞれの規格を設けているように、農家ごとでもその規格はそれぞれ。
当園では主に「上品」と「ハネだし品」という規格で発送を行なっております。今日はその「ハネだし品」の補足です。


じゃーん。こちらが当園のハネだし品5キロ箱に入るりんごたちです。
5キロというと14〜20玉くらい。10キロだとこれが2段というわけです。

パッと見はいい感じ。でも中にはいろいろ入っていますよ。

日焼け果。

写真は白色日焼けですが、オレンジ色になるものもあります。
触ってみて柔らかいものは箱には入れないようにしております。柔らかいものはジュース行きですね。程度によっては直売所の袋に入れることもありますが。

枝ズレや傷。



基本は乾いた傷ですが、ごく軽微な生傷(今年は少ないですw)は入る場合があります。

サビ。写真だとわかりにくいですが、表面がちょっとザラッとしたあれです。

サビの出方も様々で、全体に散在してなんとなく大丈夫そうなもの、一点にケロイド状になったものなどがあります。
見た目が気持ち悪いか許せるかを判断基準にしております。

ワレ。

通常、ワレはジュースもしくは直売所行きなのですが、剃刀程度のごくごく軽微なものは発送分にも入れさせていただいております。

その他、葉あと・枝あとがついているものとか、色味がもうあと1歩というものが入る場合もあります。
ただ、美味しそうなもの、という基準はクリアしているつもりです。

当園のハネだし品の個性はざっとこんな感じでしょうか。
こういう個性なので、やっぱりどなたかへのギフトとしてではなく、あくまでも家庭用・個人消費としての活用を推奨しております。

1箱に詰めるときには最新の注意を払っております。基本は大きさを揃えてりんごが動かないようにすること。
そして見た目のバランスは少しでも整えておきたいもの。


複数同時に並べて、大きさや見た目のバランスを1つ1つ整えていきます。
こうやって見るとパズルみたいですね。事実、パズルみたいなワクワク感もあります。

先行して予約を受け付けたサンふじ、当初は11月中旬から発送!なんて豪語しておりましたが、まだ発送できておりません。ごめんなさい…
いよいよ本日から順次発送を開始いたします。まずはこのハネだし品たちから。

…ここにきて、当園のPCが1台寿命を迎えようとしていて(というより迎えてしまったかも)、メール送信やちょっとしたフライヤーの印刷などに支障をきたしております。
上品はそろそろ受付終了です、ハネダシ品はまだまだ受け付けてます!というメールを送りたいのだが…。困った。

そういうわけで当園のハネだし品をどうぞよろしくお願いしますよっと。

sachiko
  

Posted by然とsachiko(弐七農園)at 06:00 Comments(0) りんご